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なつ椿
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斉藤弘子・長江曜子著『Q&A 21世紀のお墓と葬儀』より抜粋

  【Q15】私は後妻。先妻の入っているお墓には絶対に入りたくありません。何か、いい方法は?
   あなたは先妻と一緒に眠りたくないとしても、ご主人の気持ちはどうなのでしょうか。「そんなこと、こだわる必要はない」というのか、「それなら、二人のお墓をつくろう」と、あなたの気持ちを大事にしてくれるのか。ご主人の意見によって、対処方法も異なってきます。
 
 まず、前者の立場をとるのであれば、あなたが自分の個人墓をつくること。そのとき、ご主人の家のお墓がある場所と同じ墓地の中に購入して「夫のそばで眠る」としてもいいし、まったく別の墓地に求めてもいいでしょう。ご主人が亡くなったら、遺骨を分骨して、あなたのお墓にも納骨することができます。お墓の継承は、自分の子どもに託したり、無縁墓にならないように、最初から永代供養墓にするのもひとつの方法です。
 
 一方、後者の立場なら、次のような選択肢があります。
 
 ご主人とあなたのお墓を新たにつくる。すでにあるお墓は、改葬して、先妻の遺骨も含めて永代供養する。ただし、先妻の方の遺骨を出したり、永代供養にしてしまうことは、その家族との間に問題が生じることも考えられます。「母の遺骨を引き取りたい」というお子さんがいるかもしれません。遺骨といっても軽く考えずに、先妻の方(家族を含めて)の立場にたって、処理することが大事です。
 
 また、新たにお墓をつくるとき、カロート部分(納骨するところ)を分けてつくる方法もあり、あなたとご主人、先妻の方の遺骨を別にするということも可能です。
 
 いずれにしろ、人間関係をきちんと考えた上で、どのようにすればよいのか、決めることです。そうでないと、あなたとご主人の間にも、心の溝をつくってしまうことにもなりかねません。
 

斉藤弘子・長江曜子著『Q&A 21世紀のお墓と葬儀』より

クョスコニョ    [1] 
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