明石書店 2002年 ISBN: 4750315788
【あとがきより抜粋】
21世紀という新たな時代を迎えるとともに、いま家族の形が変わり始めた。晩婚・シングルの増加、離婚率の上昇、そして価値観の違いによるライフスタイルの多様化…。また、お墓を守っている世代の高齢化が進行し、次に受け継ぐ戦後生まれの人たちが50代となり、家族観・葬送観も著しく変化している。
その結果として、「自分らしい最期を迎えたい」「伝統的な仏式の葬儀にはこだわらない」「私の終のすみかを考えたい」等々、葬儀や墓に対する新しい意識と考え方が生まれつつある。
そんな世相を反映するかのように、近年、葬儀や墓に関して、TVや雑誌・新聞で取り上げられたり、出版物の刊行も目立つようになった。だが、現実に直面したときに思う素朴な疑問に答えてくれるものは、あまり多くはない。とくに、高齢者や女性の視点から、本当に知りたいことがわかる、実際に役立つ情報・書籍の類は、ほとんどないといってもよいだろう。
この『Q&A 21世紀のお墓と葬儀』は、そういうニーズに応じてまとめたお墓と葬儀に関するQ&Aである。これまで、「どこに聞けばよいのか」と一人で悩んでいた人たちに、ぜひ活用していただきたいと思う。
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コメント:お墓と葬儀の実際について知りたい方にお勧めします。既にお墓をお持ちの方は必読です。
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